「家畜奴隷心得、復唱始めっ!」
「はい、ご主人様。」
「一、智美の心も身体も魂もご主人様に捧げたご主人様の所有物です。ご自由をお使いください。」
「二、智美は一切の自由、人としての権利を放棄した家畜奴隷として、生涯変わらずご主人様にお仕えします。」
「三、智美は24時間366日全身全霊をこめてご主人様に奉仕します。」
「四、智美はご主人様の命令には一切意義を唱えず、どのような命令も無条件で従います。」
「五、智美はご主人様からどんな非情な懲罰をうけようとも感謝の心を忘れません。」
「本日も調教頂き大変有難うございました。まだまだ至らぬ家畜奴隷智美をどうかお許し下さいませ。」
智美の挨拶が終わると、男はジーンズのジッパーを下ろしていちもつを取り出し、餌皿のドックフードに向かって小便を振りかけ始めた。
「水分がないと食べにくいだろ。」
智美は手首にかかる小便の飛まつを気にもかけず、額を地べたにつけたまま返事をした。
「は、はい、有難うございます、ご主人様。」
そのとき、智美の頬を一筋の涙がつたった。